หน้าหลัก / BL / 残り火 After Stage ―未来への灯火― / 残り火2nd stage 第1章:今までで一番、熱い夏!8

แชร์

残り火2nd stage 第1章:今までで一番、熱い夏!8

ผู้เขียน: 相沢蒼依
last update ปรับปรุงล่าสุด: 2025-10-11 11:03:17

***

「おはよぅ……おはよう千秋」

遠くで穂高さんが呼ぶ声がする――どうして、ここにいるんだっけ?

重たい瞼をやっとという感じで開くと、嬉しそうな顔した穂高さんがばばんと目に飛び込んできた。

「ぁぅ……?」

「まだ寝ていたいだろうけど、そろそろ出発しなきゃ渋滞に巻き込まれたりとかで、到着が遅くなってしまう」

(出発……。ああ、そうか――)

「穂高さんの車で……行くんだった。今、何時ですか?」

「ん? 6時半ちょっと前。俺を誘うような顔をしていたら、今から襲ってしまうよ千秋」

「……襲わないで下さい」

久しぶりの朝のやり取りをくすぐったく思いながら、目をこすって起き上がった。穂高さんがいるだけで、朝から笑みが零れてしまうんだよな。

――だからこそ、いい1日になりそうだ。

「穂高さん、おはよぅ」

ふわりと笑って、シャープな頬にちゅっとキスをしてあげる。寝起きが衝撃的過ぎて、挨拶を忘れるとか恥ずかしい。

「おはよう。どうしてそんな顔をするんだい? やっぱり襲ってほしいとか?」

くすくす笑いながら、頬や額にキスを落としていく。くすぐったくて、肩を竦めてしまった。

「んんっ違いますって、そんなんじゃなく。その……」

「ん……?」

大好きな穂高さんが傍にいる。それだけでどうにかなってしまいそうな自分がいて、それを必死に隠さなきゃならないのが、実は大変だったりする。

「ただ嬉しくて。穂高さ」

続きの言葉を飲み込むように、唐突にくちびるを重ねてきた。

「知ってる。俺も同じだからね」

キツく体を抱きしめてくれるその腕もぬくもりも全部、愛おしいって思うよ。

「やれやれ。こんなことをしてたら、いつまで経っても出発できないな。行こうか、そろそろ」

俺の身体を振り切るようにパッと手離して、立ち上がりながら伸びをする。均整のとれた後ろ姿に、思わず見惚れてしまうな。

さっきのやり取りを繰り返すような会話をしながらお互い着替えて、ふたり仲良く車に乗り込み、一路島へと向かった。

車中での会話は少なめにしなきゃと、結構気を遣う――穂高さんが運転してるわけだし、多少なりとも昨日の疲れを引きずっているかもしれない。

高速道路上を走っている現在の外の景色は、まったくと言っていいほど代わり栄えしなくて、とてもつまらないものだけど、隣に穂高さんがいるだけで胸がきゅっと締めつけられた。

こうしてると、はじめて穂高さんの車に乗ったときのことを思い出してしまう。あのときは全然意識なんてしていなかったけど、この人の一挙手一投足になぜだか目が離せなくて、じっと見つめてしまったっけ。

手が伸ばせば触れられるすぐ隣で、サングラスをかけて前方を見据えるその姿は、カッコイイ以外の言葉が見つからない。

「どうしたんだい? そんなもの欲しそうな顔して」

チラリとこっちを見た穂高さんは、目元を隠すような濃い色のサングラスなので表情が分からないけど、口角が上がってるから笑っていると判断できた。

「普通ですよ、この顔は」

「千秋は俺といると、その視線で煽ってくるから困ってしまう」

「煽ってなんて……」

ちょっと拗ねてみせたら、ますます笑い出す始末。

「ごめん、暇だったんでつい。ちょっと休憩しようか、そこのパーキングエリアで写真を撮ろう」

(――なぜに写真!?)

そう思う俺を他所に車を停めてサングラスを外し、パーキングエリアの駐車場に降り立つと、背景が良さそうな場所を探す。

栗色の髪を風になびかせ、彼がお気に入りだという赤いシャツを身にまとっている姿は、パーキングエリアを利用している女性の目を釘付けにするものだった。

後ろをついて歩く恋人の自分は、何だか申し訳ない気持ちになる。引き立て役にもならないみずぼらしい同性の俺が恋人なんて、贅沢にもほどがあると思わされてしまったから。

「よし、ここがいいな。千秋、こっちにおいで」

人目が思いっきりある外だというのにそんなのお構いなしに、がっつり腰を抱き寄せてピッタリと密着する。

――こんな写真を部屋に飾っていたら、兄弟に見えないと思う……。なぁんていう苦情は、後回しにしてあげた。

伝わってくる体温が直ぐ傍にあるってだけで、ドキドキが止まらない――スマホの画面に映る自分の頬がポッと赤くなるのを見て、余計に照れてしまった。そのお蔭で、さっきまで考えていた暗い気持ちが一瞬で吹き飛ぶ。

「スマイル機能を使ったからね。笑わないとシャッターしないよ」

流し目を使って俺を見下ろす穂高さんと、戸惑う表情を浮かべた自分。いきなり笑えなんて、可笑しくないのに笑えないのにな。

スマイル機能を使っての撮影だったから(しかも屋外でだぞ、目立ってしょうがないって)とりあえず一生懸命に笑ってみせたのに、穂高さんがなぜか笑ってくれない。

必死に笑う俺――ぼんやりと画面を見続けるだけの穂高さん。何だコレ。何かの罰ゲームなのか!? 頼むから穂高さん笑って!!

ほらほら、人の視線が集まってきてるような気がするよ。男同士でこんなふうに密着している絵面を見て喜ぶのは、限られたごく一部の人だけなんだからさ(`Д´)

――もしかして、スマイル機能を使っての撮影って……。

「穂高さん、全部ウソだったんでしょ? 俺とイチャイチャしたいからって、ウソついたでしょ?」

「さぁ、設定ミスしただけじゃないかな。たまぁに調子が悪くなるんだよ」

撮影後に揉めたりもしたけど、いい写真が撮れたので文句をグッと飲み込んであげた俺。恋人としてはできた人間だと思う!

***

【イチャイチャ自撮り穂高目線】

島へ向かう車での移動は千秋と喋ることはできるが、思うようなふれあいができないため策を練った。

――それが今回の自撮りである。

「ほらほら、もっとこっちに寄って。目線はカメラを釘付けに――」

なぁんて言ったけど、俺だけにその目線が欲しいと言えばよかったかな?

ついでにこの照れた顔を写してしまいたくて、シャッターのボタンに触れてる指がうずうずしたのはナイショだ。

「スマイル機能を使ったからね。笑わないとシャッターしないよ」

いろんなものを誤魔化すべくニッコリ微笑んだ俺を、どことなく猜疑心を含んだ眼差しでじっと見つめる千秋に、内心ハラハラしてしまった。

体を密着させながら顔を寄せ合い、仲良く並んで撮影に挑む作戦。

こうやって、ずっと触れていたかった。触れ合っている部分が熱くなっていくのを、思わず噛みしめてしまった――できることなら今すぐにでも押し倒して、食べてしまいたいくらいだ。

可愛いよ、千秋――。

「こんな感じでいいかな?」

話しかけられても上の空になる。スマホの画面に映る俺たちは、楽しそうな恋人同士に見えた。

「穂高さんが笑わないと、シャッターが下りないよ。恥ずかしいから早くして」

――これが永遠に続いてくれたらいいのに。君の笑顔を独り占めしたい――でもそれは千秋の自由を奪ってしまうことになるから、我慢しなければならないんだよな。どうも傍にいると、俺はワガママばかり押し付けてしまう傾向にある。気をつけなければならない。

こうやってふたりの時間を共有できるだけ、幸せだと思わなければならないのに。

千秋の笑顔が崩れかけた瞬間に、慌ててシャッターを押した。やけに真剣みを帯びた自分の顔は気に入らないが、千秋の表情が最高なので残すことにしたのだった。

อ่านหนังสือเล่มนี้ต่อได้ฟรี
สแกนรหัสเพื่อดาวน์โหลดแอป

บทล่าสุด

  • 残り火 After Stage ―未来への灯火―   ハートに火をつけて(千秋から穂高さんへ――)

    「チョコが途中で割れないようにぷちぷち包装OK、手紙も入れ忘れしないようにっと」 働いてるコンビニでバレンタインフェアが始まってから、急がなきゃという感じで用意したチョコレート。お酒好きな穂高さんに合わせて、ウィスキーボンボンの詰め合わせを買ってあげたんだ。 ついでといっては何だけど、いつもお世話になってる船長さん用に、日本酒の入ったチョコも添えてみた。分かりやすいように宛名をつけて――。「喜んでくれるといいな、穂高さん」 別れた後だった去年のバレンタイン。大好きなのに渡せなかったからこそ、今年は無駄に力が入ってしまう。「あとは、大手通販会社から取り寄せた『ホットコット』を入れてあげてっと。意外とかさ張っちゃうな」 張り切ったせいで用意していた箱の中が、ぱんぱんになってしまった。 コンビニで販売している雑誌で、新製品を試供しまくり酷評している特集記事を見つけたので、休憩時間に購入して読んでみたら、CMで話題のあの製品の保温率がそんなに高くないことを実験結果で知り、1番あったかい商品として紹介された物を、自分用と穂高さん用に通販で買ってみたんだ。 実際に着てみると、想像以上に着心地がいい上に軽くて温かい――さすがは、ナンバーワンと称されたことはある! 寒空の下、冷たい海の上で仕事をしている穂高さんにピッタリだよね。 温かいことが実証されたので追加注文して、穂高さんの分を数枚購入。通常の商品よりもお財布に優しくて、すごく助かってしまった。「本当はバレンタイン当日、俺があっちに行って直接あたためてあげたら、喜んでくれるんだろうけど」 2月は節分に使う豆や恵方巻き販売、そしてバレンタインと毎週イベントが目白押しで、バイトを休むことが出来ないんだ。「チョコはいいとして、バレンタインにあったか肌着をプレゼントするのは、正直色気がないけれど、あの穂高さんでも俺が体を気遣ってることくらい分かってくれるよね」 あるいは――。『これを脱がせたいから、送ってくれたのかい?』 なぁんて幻聴が聞こえてしまったのは、一体何でだろう?「それを言わせないための、爆弾投入して終了!」 アクセントとして小物入れになってる、キ○ィの顔の形のガラスケースを用意してみた。小物入れ部分には予め、小さなチョコが入っている。食べ終えたら好きな物を入れてくださいねって、手紙に書

  • 残り火 After Stage ―未来への灯火―   千秋のホストクラブ体験!③

    *** なんだかんだで夕方までしっかり康弘君に拘束されて、遊び倒してしまった。穂高さん、寂しがっていないだろうか?「寂しさのあまり、康弘くんに嫉妬しなきゃいいけど……ただいま!」 引き戸をガラガラっと開けて大きな声で言ってみたのに、穂高さんが出てこない。それだけじゃなく薄暗い家の中、明かりも付いていない状態だ。「……でも靴はあるから穂高さん、家にいるな。トイレに引き篭もっていたりして?」 あれこれ考えながら引き戸を閉めて靴を脱ぎ、家に足を踏み入れた瞬間だった。「お帰りなさいませ、千秋様。おしぼりをどうぞ!」 居間に続くドアが音もなく開け放たれたと思ったら、ビシッと決めまくった穂高さんが頭を下げながら、ずいずいっとおしぼりを差し出してきた。「ええっ!? な、何……一体」 ――いきなり、何のイタズラなんだよ!?「今宵は千秋様のお相手をさせていただきます、穂鷹(ほだか)と申します。以後、お見知りおきを」 強引におしぼりを手渡され、反対の手には名刺らしきものを握らされた。「……ホストクラブ、ラバーズ、店長兼ホスト、穂鷹。何ですか、これ?」 あまりの展開についていけずに、思いっきり呆れ返るしかない。「慌てふためくことはない、安心してくれ。俺が勝手に、千秋に尽くしたいだけだから」「尽くしたいからって、何でそれがホストクラブになっちゃうの?」「尽くすと言えば、ホストクラブだろう?」(――どうして、そうなる!?)「あのね、穂高さん。俺は普段から、すっごく尽くされまくっているよ。だからこんなことをわざわざしなくても、大丈夫だから!」 おしぼりをぎゅっと握りしめてこうやって力説しても、彼には伝わらない可能性が高い。ちょっとだけ常識とのズレがあるせいで、何度も苦労させられているからこそ分かってしまう事実に、言葉が続かなかった。 焦る俺を見て、何故だか魅惑的に微笑む。この笑みが正直、厄介なんだよな――。「夏休み最後の思い出に千秋には是非とも、ホストクラブの体験をしてほしくてね」 言い淀む俺を尻目に素早く腰を抱き寄せてきて、居間に導いてくれる穂高さん。薄暗い中に、オシャレな形をしたキャンドルが点々と置かれていて、炎を揺らめかせていた。 キャンドルという小物ひとつでムードが漂っている様子を、息を飲んで見つめるしかない。 ――見慣れた部屋が、全然

  • 残り火 After Stage ―未来への灯火―   千秋のホストクラブ体験!②

    ***『我慢している穂高さん、大人(^^)』 なぁんていう読者さんから、あり難いコメントを戴いたのだが――。 あの時、千秋のパンツ(分身)を手にしていなければ、あんな風に笑っていられなかったと思う。あれがもし自分のパンツだったなら、きっと計画倒れになっていただろう。 ――千秋を外に出さず、ずっと傍にいさせただろうから。 そして現在誰もいない家の中、千秋が着ていたパジャマを手に洗濯機の前に佇んでる俺って……。「早くシーツと一緒に洗濯してやり、外に干さないと乾かなくなってしまうのが分かるというのに、寂しさのあまり手放せないとか」 自分から千秋を追い出しておいて、この有様なのである。思う存分に、パジャマに頬ずりをしてから。「エイ!(*`◇´* )ノ ・゜゜・。」 手荒く洗濯機に向かって放り投げ、音を立てて蓋を閉めてスイッチON! 故にまーったく、大人じゃなかったのです。みんなの期待を裏切ってしまい、大変申し訳ない←見えない誰かに、必死に謝る穂高氏「これで心置きなく、作戦が遂行できる。名付けて『千秋、はじめてのホストクラブ体験☆』」 洗濯機の前から身を翻し、らんらんらん♪とスキップして居間に移動して、引き出しからアロマキャンドルを取り出した。間接照明代わりに使おうと、ちゃっかり用意していたんだ。 どこら辺に配置すればムードが漂うだろうかと、うんうん唸りながら考える。暗すぎても明るすぎても駄目、バランスが大切だからね。 ベストな配置にセットしてからテーブルの前に座り込み、予め用意しておいた名刺くらいの大きさの厚紙を眺めた。「さて、と。ホストクラブの名前を、どんなものにすべきか。千秋が好みそうなものは、何だろうな」 島にいるから『愛らんど』なぁんていうのを考えたのだが、明らかにキャバクラっぽくて笑えない。「ここは安易だが、LOVERS~ラバーズ~で手を打とう!」 義兄さんのネーミングセンスが、実に羨ましい。Paradise(パラダイス)やシンデレラだの、ホストクラブの名前にはピッタリ過ぎる。 ブツブツと独り言を呟きながら厚紙に、店名と名前を書いていった。 他にも必要な物を用意し、千秋がいつ帰って来てもいいように準備する。昔着ていたホスト服を身につけ、髪型もビシッと整えて鏡の前で微笑んでみた。「千秋が楽しめるように、しっかりとサービスし

  • 残り火 After Stage ―未来への灯火―   千秋のホストクラブ体験!

    穂高さんと一緒に線香花火を楽しみ、オマケと称して外でも楽しんでしまい――(穂高さんがコソッと言ったんだ、これはオマケだよって) その後、何故だかキ○ィのパーカーを無理矢理に着せられてしまった。 コスプレさせられた腹いせに家に帰ってから、穂高さんを襲ってやったんだ。押し倒した俺の顔を仰ぎ見る顔が、嬉しそうなことこの上ない!『ほらほら、どうしたんだい千秋? お口も手も、さっきから止まっているが』「やっ、こっ、これからが本番だって」『ほほぅ、本番ね――服を着たままヤろうなんて、さっきの続きをしようと考えていたりするのかい?』 フードに付いてるネコ耳が、ふるふると震えているよ。なんて言われてしまい、ますます恥ずかしくなってしまった。『そんな格好で扇情的な顔をされたんじゃ、ある意味拷問に近い。俺のココが、千秋を求めてるのを分かっているクセに。ワザとこんな風に焦らすなんて』 言いながら、ぐいぐいっと下半身を押し付けてくる。 窓から入ってくる月明かりで穂高さんの表情が、とても切なげにしているが見えても、恥ずかしさを妙に意識してしまってから、指先ひとつすら動かせないとか……。『ね、前と後ろ、どっちからがいい?』「へっ!?」『ネコ耳フードを被ったままの君を、どうしてヤろうかといろいろ考えたのだが。アングル的に、どちらも捨てがたいくらいにオイシイな、と』「……オイシくないです」 何でこれ被ったままスる前提でいるんだ、この人は――『よし、両方試してみようか!』「えぇっ!? ちょっ、待っ――うわぁあっ」 居間の床の上へと俺の身体を簡単にチェンジした穂高さんに、驚いたり呆れたり。『腰が痛くならないように、クッションを敷かないとね。まずは、前からトライしてみようか。千秋の感じる顔、たくさん見たい』「もぅ、たくさん見てるクセに」『何を言ってるんだ。今の姿は、普段見られないものだろ。ただでさえ可愛いのに、そんな格好をしているからどうやって啼かせようか、いろいろ考えてしまってね。ふっ』 しまったと思った時には既に遅く、穂高さんの手によって散々感じさせられ、出なくなるまで絞らされる展開に発展してしまったんだ。 そんな状態だったので目が覚めた時には、お昼近くになっていた。隣で寝ていたであろう穂高さんは、とっくにいなかったのである。「俺なんかよりも充分に

  • 残り火 After Stage ―未来への灯火―   花火~その後のふたり~

    *** ザザーン……ザザーン……パシャッ… さっきまで聞こえなかった波の音が、耳に心地よく響いてくる――それだけじゃなく、火照った身体を冷やしてくれるような気持ちいい風を感じることが出来て、ゆっくりと目をつぶった。「千秋、寝ちゃダメだよ。風邪を引く」 後ろから抱きしめている穂高さんが腕の力を強めつつ、俺の身体を揺り動かす。この温もりがあれば、絶対に風邪なんて引かないと思うのにな。「寝てないよ。ただ感じていたかっただけ、五感全部を使って覚えておきたかったんだ。夏休み、最後の思い出に」「……まだ、感じ足りなかったのかい?」 その解釈の意味が分からない。俺の台詞が、おかしいのだろうか。「もう、感じまくっていたのを知ってるクセに、どうして足りないなんて言えるのかな……」 呆れた声をあげた俺を宥めるためなのか、うなじにキスを落してきた。そのせいで、さっきまでの出来事を思い出してしまう。『くっ…ちあ、き。気持ちいいかい?』『んんっ、はぅ……んぁっ、は、あぁ――』 外でいたしているというのに、容赦のない4点責めに喘ぐことしか出来ない自分。背後から穂高さんの指を口の中に突っ込まれている時点で、マトモな答えが出来るハズがない。『ね、いつもより締めつけているのは、俺を早くイカせようとしているから? すごくっ……キツい、よ千秋』『ひがっ…あぁあぁ、ぅあっ……んっ!』 耳元で囁きながら耳の穴に舌を突っ込み、ぐちゅぐちゅ責め立てるとか本当勘弁してほしい。 前回はお酒の勢いが手伝ったから、いつもよりハメを外してしまったところがあったけど、今は羞恥心が勝っていて、落ち着いてなんていられないというのにな。 それをぶち壊すためなのか、いきなり始まった4点責めで、それをどんどん壊されていった。 穂高さんの右手は俺の舌先を感じるように弄び、吐息をかけながら耳周辺をペロペロしながら、反対の手は俺のをしっかりと握りこんで、ゆっくりと扱いている。 これだけでも充分すぎるくらいなのに更に俺を乱そうと、強弱をつけて中をかき回す穂高さん自身に、どんどん堪らなくなっていったんだ。「んぁっ…ほらか、さ…あひがっ、つらぃ」 ずっと立ち膝の状態でいたせいか、ガクガク震えてきてしまい立っているのがやっとだったので、言葉にならない声を出し哀願してみる。「もう少しだったのに、残念だな

  • 残り火 After Stage ―未来への灯火―   ―花火―③

    『穂高さんっ、白々しい演技は止めてください。この間は酒の勢いとかいろんなものが手伝ったから、ここでしちゃったけど、もうしませんからね』「何をだい?」『穂高さんってば、もう!!』 テレが頂点に達した千秋がうがーっと声を荒げたので、誤魔化すべく左頬にちゅっと音の鳴るキスをしてあげると、いきなり大人しくなってしまった。「やっぱり可愛いな、千秋は」 何をすれば大人しくなるのか、分かっているモノ勝ちだ。 内心ほくそ笑みながら千秋の手を掴み、そのまま砂浜へと引っ張って行く。ゆったりと歩いて進んで行くと、月明かりに照らされた足元にあるそれが光り輝いた。「おっ、いい物発見」 薄暗がりで仕事をするようになってから夜目が利く様になったお陰で、こういった嬉しい発見が出来ることが増えた。勇んでそれを拾い上げ、見えやすいように千秋の目の前にそっと差し出してあげる。『貝殻?』「ん……。ロウソクの土台に、ピッタリかと思うのだが」『よく見つけましたね? こんな暗い夜なのに』 確かに月が照らしていたといっても、ものすごく頼りなさげな三日月だったが、貝殻が白いお陰もあって、簡単に見つけられたのだと思われる。「キラッと光って見えたから、偶然だよ」『光ったって。目を凝らしても、何も見えないけどな』 渋い顔をし、辺りをキョロキョロする千秋につい――「それは困るな。俺が迷子になったら捜せないじゃないか」 笑いながら告げてみた。貝殻の色と同じ白のパーカーを着てる今なら、千秋にだって捜せそうな気がするけどね。 繋いでいた手にぎゅっと力を入れてから名残惜しげに放して、貝殻にロウソクをセットすべく足元にバケツを置き、ポケットからいつも持ち歩いてるライターを取り出した。 火を点ける様子を同じように屈み込み、膝を両手で抱えながらじっと見守る千秋。『ありがとね、穂高さん』「どういたしまして」 たったこれだけのことにお礼を言ってくれるなんて、律儀だなと思っていたら。『……大好き』 少しだけ照れが混じった言葉を唐突に告げられ、そのまま固まってしまった俺――目の前にあるロウソクの火がゆらゆらと揺らめく状態は、自分の心の中にある火とリンクしていて、手にしていたライターを意味なくぎゅっと握りしめる。 以前は強請らないと言ってくれなかった言葉だったのに、不意に言われてしまうと、体が火

บทอื่นๆ
สำรวจและอ่านนวนิยายดีๆ ได้ฟรี
เข้าถึงนวนิยายดีๆ จำนวนมากได้ฟรีบนแอป GoodNovel ดาวน์โหลดหนังสือที่คุณชอบและอ่านได้ทุกที่ทุกเวลา
อ่านหนังสือฟรีบนแอป
สแกนรหัสเพื่ออ่านบนแอป
DMCA.com Protection Status